2018年4月5日木曜日

3.  Internal Control 1






SECOND STANDARD OF FIELDWORK



Auditorは、Internal Controlについてsufficient understanding十分な理解をしておかなければいけません。また、risk of material misstatementInherent Risk + Control Risk)について、errorfraudが起こるかどうか、アセスメントしなければいけません。それが決まると、Substantive Testをどれくらいやればいいかが決まります。



RMMのリスクアセスメントがいかに重要かというと、RMMのリスクアセスメントにより、何に対してテストをすればいいかのNatureが決まり、Extentどれぐらいやるのか、Timingいつの金額(すべて決算の金額か、いくつかの勘定科目については年度末でなくてもいいのか)に対してテストするのか(the NET)が決まります。



NatureRMMLowであれば、クライアントの帳簿類は信頼できるとみなし、Highであればクライアントの情報は信頼できないから、できるだけoutside corroboration外部からの情報を得よう。



ExtentRMMLowの場合、Evidenceはそんなに集めなくていい。



TimingRMMLowの場合、Interim Testing決算前の金額でのテストが可能だが、Highなら、なるべく決算の金額に対してのテストが必要。



RMM = Risk of material misstatement







OBJECTIVES OF INTERNAL CONTROL



有名な内部統制のObjectiveは3つ。(要暗記)



1.  Reliability of financial reporting



2.  Effectiveness and efficiency of operations



3.  Compliance with laws and regulations



内部統制がしっかりしていれば、Reliability of Financial Reportingにつながるし、OperationEffectiveEfficiency、そしてComplianceも素晴らしいということにつながります。







COMPONENTS OF INTERNAL CONTROL



内部統制は5つの構成項目(CRIME)から成っています。(要暗記)



C   Control activities 一番試験に出ます。職務の分離のこと。以下で説明。

R   Client’s Risk assessment リスクを測っていこう。

I    Information and communication systems 風通しが良くないといけません。

M   Monitoring 劣化しないようにモニタリングが必要です。

E   Control Environment  overall attitude経営姿勢を問います。





CRIMEC – Control Activities



Separation of Duty職務の分離。内部統制の要です。ARCは分けておかないといけません。



A   Authorization

R   Recording

C   Custody



一人の人に権限が集中していると、粉飾や横領があるかもしれません。



Physical controls



a. Locks 鍵をかけているか。

b. ID badges バッジをつけているか。

 c. Alarm アラームをセットしてあるか。







BASIC AUDIT STEPS



1. Engagement Letterは、Planningの時に、必ず取り交わさなければいけません。お互いのResponsibility、逃げの文章(ちゃんと監査をやったからと言って、ErrorFraudが全て見つかるわけではありません)、Reminder(忘れずにRep Letterちょうだいよ)、Fee等が書かれています。



2. 内部統制を徐々に理解していきます。



3. Risk of Material MisstatementRMM)をアセスメントします。



4. 実証テストのNatureExtentTimingNET)が決まります。



5. それに基づいてテストをします。



6. 集めたEvidenceを見て、報告書を書きます。







MANAGEMENT’S vs. AUDITOR’S RESPONSIBILITY



ManagementResponsibility



内部統制:構築(監査人は構築しません。Managementが構築します)、メンテナンス。紙の上だけでなく、ちゃんと運用しなければいけません。



Auditor’s responsibility



どういう内部統制があるのか理解をして、それがEffectiveか、Efficientを見ていきます。内部統制によって、財務諸表がReliableUnreliableか見ていくのです。







LIMITATIONS INHERENT TO INTERNAL CONTROL



監査人もクライアントも、どうすることもできないLimitationです。



・ Human fallibility:人間がやることなので、JudgmentMistakeErrorがあるかもしれません。



・ Collusion:仲良しグループができて、悪いことをしているのかもしれません。



    Management override:内部統制を無視するOverrideがあるかもしれません。



Incompatible duty------not inherent limitation



職務を分離することによって改善することができるので、Incompatible DutyInherent Limitationではありません。







RISK ASSESSMENT PROCEDURES & INTERNAL CONTROL DOCUMENTATION REQUIREMENTS



リスクアセスメントは、どういうことをするのか。



1. Observation柱の陰から見ます。観察します。

2. Inquiry質問攻めにします。

3. Inspection

4. Reperform procedures自分でやってみます。

5. Walk- throughs自分でやってみます。

6. Analytical procedure



Auditorは、理解したことを必ずDocumentationしなければいけません。RMMのリスクアセスメントについては、必ずWork Paperに書かなければなりません。まずConclusionLowなのかHighなのか)、Basis of Conclusionどうしてそうなのかという理由を、フローチャート形式でもエッセイ形式でも、書かなければいけません。だから、内部統制を理解すると同時に、Risk Assessmentも始まっています。



内部統制を理解する=Risk Assessment



AUDIT RISK



Control risk:内部統制のリスクで、クライアントの内部統制がTimely適時にErrorFraudを防止・発見できないRiskです。クライアントのリスクです。



Inherent risk:そのビジネスモデルが抱える固有のリスクです。ビックカメラなら、常に換金性の高い在庫を抱えているため、横領・着服の危険性があります。クライアントのリスクです。



Detection risk監査人のリスクです



上記3つのリスクのコンビネーションがAudit Riskです。適正ではないのに、適正意見を出してしまったリスクです。



RMMInherent Risk Control Riskのコンビネーションです。



Inverse relationships



RMMLowなら、Detection RiskHighに設定します。実証テストはそんなにやりません。



RMMHighなら、Detection RiskLowにするため、substantive test実証テストをバンバンします。



Direct relationships



RMMHighなら、Lots of substantive testingをします。



RMMLowなら、Less substantive testingです。



InverseDirectの関係は、要暗記です。








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