SH株主たちが年一回、株主総会を開き、BODを選びます。BODがCEOやCFO等のOfficerを雇ったりクビにしたりします。CEOやCFOたちがFSを作成します。Officerたちが粉飾したりするかもしれないので、BODは社外取締役の何人かでAudit Committeeを作成し設置します。このACが外部監査人を雇います。外部監査人が年に一回、Officerたちが作成したFSをチェックします。これがAuditです。どのように監査するか、が試験で問われます。どのように?⇒監査基準に基づいてチェックします。
Audit Standards
(監査基準)
監査とは、この基準に基づいて財務諸表をチェックすることです。この基準をGAAS(Generally Accepted Auditing Standards)といいます。つまり、GAAS をもとにFSがGAAPを守っているかどうかチェックします。
GAASは10項目あります。
■General
Standards■ (監査人に関すること)
1. Training
& Proficiency
会計の教育を受けたものが監査をすべきである
監査をする企業の業界に精通していなければいけない
継続教育を受けて常に知識を UPDATE していないといけない
2. Independence
監査、Review など
CPA が意見を述べる場合、Independence はなくてはいけません。 ただし、税金の申告、コンサルには Independence は必要ありません(上場企業になると話は別ですが、一般的に)
Independence がないと判断された場合、監査はできません。
3. Due
Professional Care(しっかり監査しなさい)
Critical Review: 監査チームにおいて常に上司が部下の Review をしよう。
監査調書(Work papers)を作成しなければいけない。
過失(Negligence)のないように監査をする。つまり GAAS に違反するようなことをしてはいけない。
■Standards
of Field Work■ (監査の現場)
4. Planning
& Supervision
監査はちゃんと計画(プラン)を練って実行されなければいけない。
監査はしっかりした管理の元で実施されなければいけない。
5. Entity and
its Environment
監査のプランを練る上で重要なのがクライアント企業の内部統制がどのような状態になっているのか?しっかりしているのか?信頼できるのか?監査ではこれを理解することが非常に重要で、必ず理解しておかなければいけない。監査の要です。
6. Evidence(証拠集め)
監査では必ず実証テスト(Substantive Test)を行います。このテストで集めた書類、データ、などが監査の証拠となります。十分に集めなければいけません。
■Standards
of Reporting■ (監査報告書)
7. Accounting
is US GAAP
監査報告書(Audit Report)には USGAAP に準じて財務諸表が「適正」「不適正」などのフレーズ が記入されなければいけません。
8. Consistency(会計原則の一貫性)
監査報告書には企業が Consistency を怠った場合のみ問題点を記述します。Consistency に特に 問題がない場合は記述しません。
9. Disclosure(情報開示)
監査報告書には企業が十分な情報開示を怠った場合、そのことを記述しなければいけません。問題ない場合は、特に記述しません。
10. Expression
of an Opinion(CPA の意見)
監査人は作成した監査報告書の中で記載されているクライアント企業の財務諸表に対して何らか の意見を出さなければいけません。通常「適正」「不適正」「意見の差し控え」など。
上記10項目の順番を絶対に忘れてはいけません。「General Standardの3つは何ですか?」のような問題があるからです。
AUDITING STANDARDS
DEFINITION OF
AUDITING:Accumulation & Evaluation the Evidence
RESPONSIBILITIES:監査における責任の所在。試験でよく出ます。
・
Independent Auditor:GAASをもとにFSについての意見を述べます。
・
Management:財務諸表の作成・公開、監査書類の保管、有効な内部統制の構築
THE RESPONSIBILITY OF MANAGEMENT
・
財務諸表を作成およびDiscloseします。
・
財務諸表の監査を受けます。
・
内部統制を構築・維持します。
・
GAAPに基づいて会計処理しなければいけません。
THE RESPONSIBILITY OF THE AUDITOR
・
財務諸表についての意見を述べることです。
・
監査報告書を作成します。
RISK AND MATERIALITY
・
AUDIT RISK:適正ではないのに適正意見を出してしまった。
・
MATERIALITY:基本はお金の話。どこが重要なのか。いくらから重要なのか。(内部統制における重大な欠陥Material Weaknessとは違うので、注意。)
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